塗装は外観を美しくするだけのものだけではありません。
『構造体を雨水や汚染物質・紫外線などから守ること』が本来の役割です。
建物は常に自然環境(雨・雪・湿気など)・目に見えない紫外線や炭酸ガスなどにさらされています。さらに、温度変化による「結露」や「カビ」・「こけ」などにより建物の腐食が促進され、人体への影響も懸念されます。つまり、塗装は、塗膜により構造体を保護するとともに、 防カビ・防藻・汚れ防止・癒し効果・遮熱・断熱などさまざまな特性をもっており、安全で快適な生活のためには必要不可欠なものといえます。
また、建物自体の耐用年数(一般的に日本の住宅の耐用年数は30年程度)と塗装の耐用年数(外壁用の塗料の一般的な耐用年数は7〜8年、フッ素樹脂塗装は12年〜15年程度)が違うため、構造体にあった塗装(塗り替え)が必要となります。
 外壁の塗り替え時期は一般的に8年から10年と言われていますが、 地域の気象条件や使用塗料により異なります。 一般的には鉄部・木部で5年〜外壁で8〜10年で塗り替え時期ですが 塗料の寿命はあくまで目安であり個々の建物のおかれた環境等によって大きく変わります。
また、雨や雪が多い地域、日差しが強い地域などは建物の劣化が通常より早く進行しますので、なるべくお早めにご相談ください。